私がグラフィック・Webデザインの専門学校へ入学して、はじめてデザインを学んでから3年。その間に実際に重宝したデザイン関係の本を、テクニックや情報収集を中心に12冊ピックアップしました!
なかなかこういう本ってデザインを始めたばかりの頃は、書店へ行ってもどれを買ったらいいのか/どれをチェックしておけばいいのか、わからないですよね。私自身も「買ったのはいいけど全然使ってない‥」という本がちらほら本棚に並んでます…。そうならないためにも、これからデザインを学び始める・今学んでいるという方、ぜひ書籍選びの参考にしてください。
学生の私が実際にお世話になったデザイン本12冊
テクニック集
ガイドブック
実践で使える
就活のお供に
雑誌で情報収集
テクニック集
Illustratorデザインメゾット
著者:井上のきあ
これはもう有名なIllustratorのテクニック集ですね。
装丁もステキなので、思わず表紙買い。でも、表紙買いして失敗することなんてない、中身も充実のオススメ本です。
「本当の技術が身につくIllustratorテクニック大事典!!」と帯びに書いてある通り約2.5cmもある分厚い本で、「長方形や正方形を描く」という基本的なことから「ジラフ柄を作る」など例を提示しながら解説してくれているイラレ初心者にも有難い1冊。
本の一番後ろの方には、ライブペイントなどの専門的な用語(機能)も解説してくれているので、いきなり本文の中に「ライブペイントしてください」と出てきても「→P.124」と、解説ページがちゃんと示してあるので、途中でつまずくことはまずありません。
実際に、すぐに使えるテクニックが満載です。(これのPhotoshop版もあります)
難易度:★☆☆
Photoshop+Illustrator Design Technique
著者:井上のきあ
引き続き、井上のきあさんの本のご紹介です。
こちらはPhotoshopとIllustratorを連携して活用する方法を載せているテクニック本です。
初めてPhotoshopとIllustratorに触れると、人によって「私はPhotoshopの方が使いやすいな」「いや私はIllustratorの方が使いやすいよ!」と、どちらかに偏りがちになってしまいますが、じつはこの2つのソフトを上手く連携させてあげることで、もっと作業が便利・楽になったり、もっとプラスアルファな加工ができるようになります。
本書には中級者以上と書いてありますが、そこは井上のきあさん!ちゃんとページの後ろに基本的な操作方法も解説してあります。
CD-ROMに解説に使われている素材も入っているので、いちいち自分で素材を集めなくてもすぐに実践できます。
難易度:★★☆
ガイドブック
欧文書体 その背景と使い方
著者:小林章
デザインで恥をかかないための欧文書体のルールとマナー。
書体の世界では有名な小林章の著書です。ビジュアルも大事ですが、意外と難しい書体選び。良い書体の使い方や選び方を丁寧に解説してくれてる本です。(私もこの機会に読み返して「Avenir Next」のファンになってしまいましたv)
学生の時には書体好きでなければなかなか意識しづらいですが、今のうちにちょっとでも知識を蓄えておけば、就職した後も困らないかも…?
難易度:★★☆
TOKYO美術館 2011-2012
著者:エイ出版社
押さえておきたい企画展をこれでチェック。
アイデア出しに息詰まった時の気分転換、もっと感性を磨きたいな思った時などに、気になる美術館へ出かけてみては?今まで行ったことのない美術館に、散歩がてらに行って周りの写真を撮るなんていうのも楽しいです。
これは2011年度版になってしまいますが、他にもいろいろな本が出ているので書店で探してみてください。
難易度:★☆☆
実践で使える
Webデザインの基本ルール [デザインラボ] – プロに学ぶ、一生枯れない永久不滅テクニック -
著者:デザインラボ編集部
中級者以上向けの本だと思います。
実際にWebデザインのアルバイトをしている時に、仕事など何もわからない一からのスタートだったので、とても役立ちました。なので、学生のうちにWebデザインの仕事を頼まれた、アルバイトする、なんて方にはオススメかも。
レイアウトや配色の他にもユーザビリティ・ワークフロー・SEOなど、Webのさまざまな部分が凝縮された一冊なので、短期間で知識を高めたいときに一通り読んでおきたい本です。
難易度:★★★
デザイン・レイアウトの定番を学べる本
著者:柘植ヒロポン
実際に「友達や知り合いにチラシのデザインを頼まれた」なんて時にとても役立つ本です。
目的別やターゲット別などに、レイアウトの例がたくさん載っています。
しっかりと、悪い例(Before)と良い例(After)の比較や、どうしてそこが悪いのか良いのか解説も書いてあるので、とても勉強になります。
難易度:★☆☆
就活のお供に
creator 2012
著者:日本広告制作協会
社団法人 日本広告制作協会(OAC)に加盟している会社の求人情報が載っている本。それぞれ会社で制作した作品も載っているので視覚的にもわかりやすく、意外と作品の参考書としても使えるかも。毎年、就活した先輩のポートフォリオの特集も載っているので、それも参考になります。
(※現在はcreator 2013が発売されてます)
難易度:★☆☆
ポートフォリオ・クリエイション 自分を売り込むプレゼンの成功例
著者:藤田 夏海
内容はすでにクリエイターの仕事をしている人向けになっていますが、手づくりしているものから印刷にしているものまで、しっかりとした解説とともにわかりやすい写真で掲載されているので、とてもポートフォリオ制作の参考になります。
載っているポートフォリオはどれもクオリティが高いので、ここまで自分で作れないかもしれないけど、逆に学生の作ったポートフォリオを参考にするよりも、夢が膨らみます。
人とは違うプラスアルファなものを作りたい人にはオススメです。
難易度:★☆☆
雑誌で情報収集
デザインノート
デザインのメイキングマガジン。
デザイン業界の注目の人物のインタビューや作品紹介が多い雑誌です。作品の参考にもなるし、この中から憧れのデザイナーを見つけるなんてことも。
個人的に雑誌の装丁やレイアウトもシンプルで好きです。
難易度:★☆☆
MdN
デザインとグラフィックの総合情報誌。
このボリュームで月刊!毎月買うには学生には出費が痛いですが、学校の図書館や書店でぜひチェックしておきたい雑誌です。毎月、テクニックも載っているので参考になります。公式Webサイトでも気になる特集が掲載されていることもあるのでそちらも要チェック。
いつも素材集が入ったCD-COMも入っているので、これも嬉しい特典。むしろこれ目当てな時もあるぐらいですね。
難易度:★☆☆
pen
新しい視点と美意識で、男たちのデザイン生活を刺激するクオリティマガジン。
男たちと銘打っていますが、女性にもオススメな雑誌です。
上の2冊のようながっつりデザインというわけでなく、デザイン以外に芸術的な方面からも目を養うには素敵な内容です。過去にはクリエイティブ・アワード、美しい絵本、1冊まるごと佐藤可士和など。(ちなみに私は「広告デザイン2009」という特集のものを初めて買いました)
難易度:★☆☆
ブレーン
広告・クリエイティブの専門誌。
ビジネス寄りの雑誌(実際に書店ではビジネスコーナーによく置いてあります)ですが、注目の広告、グローバルな視点、そして企画、マーケティングやコミュニケーションに関わる事例が特集されているのが見所。
ただデザインを作るだけでなく、ビジネス(クライアント)寄りからのデザイン事情を知りたい時にはオススメの雑誌です。
難易度:★★☆
以上、学生の私が実際に使っていた、参考にしていた12冊です。
ポートフォリオの参考の本は、最近になって気になる本が書店へ並ぶようになったのでいろいろ探してみるといいと思います。
ちなみに、都内でオススメの書店は『青山ブックセンター本店』です。デザイン関係の本がかなり充実しているので(買わなくても見ているだけで何時間も滞在してしまうほど)、まだ行ったことのない方はぜひ一度足を運んで、お気に入りの本を見つけてみてください!
※難易度はあくまでも私の独断ですので参考程度に。(★1つ…まあまあ、★2つ…ちょっと難しいかな、★3つ…それなりに難しいかも)
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